長野県中野市で起きた立てこもり猟銃殺害事件の犯人である青木政憲容疑者の経歴についてお伝えします。
父も母も地元の名手とし目立つ存在でしたが、青木政憲容疑者は大人しく目立たないタイプだったと言われています。
大人しくなったと言われる小学校高学年に一体何があったのでしょうか。
この記事では、青木政憲容疑者のこれまでの学歴や経歴について詳しくお伝えしていきます。
青木政憲の経歴とプロフィール

青木政憲容疑者の経歴をお伝えする前にプロフィールをお伝えします。
名前:青木政憲(あおき まさのり)
生年月日:1991年or1992年生まれ
年齢:31歳(2023年5月現在)
職業:農業、ジェラート店勤務
出身地:長野県中野市
家族:父、母、弟、妹
趣味:サバゲー
青木政憲容疑者は元中野市議会議長・中野正道さんの長男です。
父・正道さんは13代続く果樹農園や農薬販売会社を営みながら、市議会議員としても活躍し、地元の名士として知られていました。
父・正道さんが25歳のときに生まれたのが、長男の青木政憲容疑者です。
青木政憲容疑者のこれまでの経歴について見ていきましょう。
1991or1992年:誕生
1997or1998年:小学校入学
2003or2004年:中学校入学
2006or2007年:高校入学
2009or2010年:大学入学
2012~2013年頃:自衛隊入隊
2012~2013年頃:果樹農園園長
2000年:妹が結婚
2022年8月:ジェラート店経営
2022年11月:新事業を立ち上げ
青木政憲の経歴①学生時代

幼少期はスイミングを習い明るく活発だった青木政憲容疑者。
勉強熱心な母親に育てられ、成績は優秀だったようです。
近所に住む女性は、政憲容疑者が幼少期に通っていたスイミングスクールで水泳を教えたことがあるという。
文春オンライン
青木政憲の小学校時代

青木政憲容疑者は、地元の市立の小学校に入学したと言われています。
自宅住所から中野市立平野小学校に通っていたと考えられます。
小学校では、野球チームに所属した青木政憲容疑者。
小学時代の夢はプロ野球選手になることだと卒業文集に書かれています。

しかし、明るく活発だったのは低学年の頃まで。
高学年になると大人しい性格になっていたようです。
特にいじめがあったわけでもないと証言されていることから、なぜ急に性格が変わってしまったのかはわかっていません。
しかし、野球に打ち込んでいた青木政憲容疑者は、
- いい子
- 頑張り屋
と言われ悪い印象はなかったようです。
近所の住民
「(小学生の頃)野球に打ち込んでとてもいい子どもでした」
「結構頑張り屋の子。野球やってたし、獅子舞もやってた。『政憲頑張れよ』って言ったら『はい!はい!頑張ります!』 って」小中時代は、活発で野球に打ち込んでいたといいます。
毎日新聞
応援の声掛けをしてもらえば声を返し、会話のキャッチボールもできていました、
青木政憲の中学時代

青木政憲容疑者は地元の市立中学校に通っていました。
学区から、中野市立中野平中学校だった考えられます。
中学では軟式野球部に所属しレギュラーとして活躍していました。
野球仲間からは『あおまちゃ』の愛称で呼ばれていました。
野球部員や親しい友達からは『あおまちゃ』って呼ばれてました。
集英社オンライン
中学時代の青木政憲容疑者については、
- 大人しくて変わっている
- 友だち思いのいい子
と、目立つタイプではなかったけどいい子という印象があったようです。
青木政憲の高校時代

青木政憲容疑者は高校は地元では有名な進学校へ入学したと言われています。
高校は地元ではちょっと知られた県立の進学校に行ったんですが、成績も中の上ぐらいで、何かが秀でて目立つ感じはなかったですね。
集英社オンライン
これまで報じられてきた情報などから、須坂高等学校に通っていたと予想しました。
自体亜からもさほど通いにくいわけではありませんが、父親と母親が車で送り迎えをしていました。
小学、中学と続けてきた野球は高校ではやっていなかったようです。
高校についてはこちらで詳しくお伝えしておりますので良かったらご覧ください。
青木政憲の大学時代

青木政憲容疑者は高校卒業後東京にある大学に進学しました。
大学名は公開されていません。
しかし、イジメが原因で卒業間近に中退し地元に戻ってきました。
大学中退後に地元中野市に戻ってきた青木政憲容疑者はどのような生活をしていたのでしょうか。
地元高校を経て進んだ東京の大学を中退。帰郷後は、人付き合いを極端に避けるようになっていた。
青木政憲の経歴②自衛隊時代

大学中退後人付き合いを極端に避けるようになった青木政憲容疑者。
将来を心配した父親は青木政憲容疑者を半ば強引に自衛隊に入隊させました。
しかしそれは長続きすることなく、2、3ヶ月で除隊して帰ってきました。
自衛隊時代に射撃に興味を持ったようで、4年前にクレー射撃場が閉鎖するまで頻繁に通っていたようです。
中野市にはクレー射撃場があったのですが、ここが4年ほど前に閉鎖することになり、市役所の職員が手続きのための視察に訪れたときに『政憲君がちょくちょく来ているよ』と聞いたそうです。
集英社オンライン
青木政憲の経歴③果樹農園運営

父・青木正道さんは13代続く果樹農園を運営していました。
その果樹農園は10年ほど前に青木政憲容疑者に継承しており、青木政憲容疑者の名前から“マサノリ園”と名付け、園長を務めていました。
しかし、最近の青木政憲容疑者は引きこもっており、果実園で働く姿は見られなかったようです。
現在は自分の名前のついた「マサノリ園」というブドウとリンゴの果樹園の園長だったというが「ほとんど母親が管理していたという感じだったね」
日刊スポーツ
また、父が立ち上げたジェラート店を任されていました。
青木政憲の経歴④ジェラート店勤務

“マサノリ園”で収穫されたフルーツを使ってジェラート店をオープンさせた父・青木正道さん。
コロナ禍でも軽井沢にある1店舗目の売上が好調で、2022年8月に中野市に2店舗目をオープンさせました。
中野店の運営を青木政憲容疑者に任せており、お客さんに席を勧める姿もありましたが、接客が苦手な青木政憲容疑者に代わり、母親が接客を担当していました。
2019年に同県軽井沢町でジェラート販売店を始め、その後、中野市内に開いた2号店では政憲容疑者も母親と働いていた。ジェラートは同市の「ふるさと納税」の返礼品にも採用され、店は盛況だったという。
毎日新聞
しかし、果実農園と同様、ここ最近は引きこもりがちで、ジェラート屋で働いていることになってはいましたが見かけることはなかったと言われています。
ジェラート屋で働いていることになっていますが、実際は何もやっていませんでした
集英社オンライン
引きこもり気味だった青木政憲容疑者。
猟奇的な殺人事件を起こしてしまいます。
青木政憲の経歴⑤立てこもり4人死亡事件

2023年5月25日、長野県中野市の自宅近くで2人の女性を切りつけ、駆けつけた警察官2人2猟銃を発表し、計4人を殺害しました。
自宅に12時間にわたり立てこもり、警察の説得で自ら投降し確保されました。
青木政憲容疑者は自殺を図るような素振りをしていたことも判明しています。
長野県中野市議会議長の長男が自宅近くで2人の女性に切りつけ、駆けつけた警察官2人に猟銃を発砲、計4人を殺害した事件。
集英社オンライン
動機は「悪口を言われたと思い殺した」「射殺されると思った」と話しています。
殺害された女性は母親が営むフラワー教室の生徒で散歩をする仲でした。
以前、青木政憲容疑者の自宅に地元の方が集まった時に違和感を感じた出来事があったようです。
青木政憲の妹が結婚

青木政憲容疑者の妹が約3年前に結婚しています。
青木政憲容疑者の妹の結婚を祝う会が自宅で開催されました。
両親などが来客者におもてなしをする中、青木政憲容疑者の姿だけがなかったようです。
青木政憲容疑者の妹についてはこちらの記事で詳しくお伝えしています。
青木政憲容疑者の両親は果樹園やジェラート店の経営に成功し、地元の名士と呼ばれるような存在でした。
青木政憲の家族構成

青木政憲容疑者の家族は
父:青木正道
母:青木律子
長男:青木政憲
次男:
長女:
のご人家族です。
青木正道さんは中野市議会議長のみならず、
- 果樹農園
- ジェラート店
- 農薬販売
などの事業を運営するやり手でした。
また、同じく地元の名士だった母親も顔が広く中野市でかなり活躍していた方でした。
青木政憲容疑者の母親についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
まとめ|青木政憲の経歴

長野県中野市で軽鎖熱燗や住民女性ら4人を殺害した事件で、地元の名士の長男・青木政憲容疑者が逮捕されました。
そこで、青木政憲容疑者の経歴についてお伝えしてきました。
- 青木政憲は地元の市立小学校と中学校を卒業
- 高校はは偏差値61の地元で有名な進学校に在籍
- 東京の大学に進学するもイジメが原因で卒業間際に中退
- 自衛隊に入隊を機に射撃に興味を持つも2〜3ヶ月で除隊
- クレー射撃に頻繁に通っていた
- 狩猟資格も取っていた
- “マサノリ園”園長だが最近は両親が管理していた
- ジェラート店を経営していたが最近は見かけなかった
- 妹の結婚祝いパーティーには姿を見せなかった
このような内容でお伝えしてきました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。