あのイチローからも「化け物ですね」と言われるくらい、今注目を浴びている選手「浅野 翔吾」
侍ジャパンにて1番打者を務め、今年8月にはプロ志願届けも出している浅野翔吾選手ですが、中学時代はどのような選手だったのでしょうか?
今でこそ驚くべき実力を見せつける浅野翔吾選手、だからこそ中学時代の成績は気になる方も多いはず!
そこで今回は、浅野翔吾選手の中学時代についてリサーチしてまいりましたので、当時の成績などを遡りつつ、その化け物っぷりに迫ろうと思います。
この記事でわかること
- 浅野翔吾選手の出身中学校
- 浅野翔吾選手が、なぜ中学時代から凄かったのか
- 浅野翔吾選手の中学時代のホームラン数
- 浅野翔吾選手は地元の高校に進学した理由
浅野翔吾の出身中学は?

浅野翔吾選手の通っていた中学校は高松市立屋島中学校です。
屋島中学校は男女共学の公立校で、昭和22年に設立。
観光地の近くであり、近隣には古建築物博物館などもあります。
屋島中学卒業の有名人

屋島中学校の卒業生には、元プロ野球選手の新田玄気選手がいます。
新田選手は浅野翔吾選手と同じく中学卒業後は高松商業高校に進学しました。
そして2009年~2017年まで東京ヤクルトスワローズで活躍しました。
中学時代の部活は?

浅野翔吾選手は小学校の時から既に「屋島シーホークス」というチームに所属しており、そこから中学でも軟式野球部に所属します。
その後もアジア選手権に出場するなど、やはり子供時代から「化け物っぷり」を発揮していたようです。
中学時代の成績は?

小物の頃から化け物っぷりを発揮していた浅野翔吾選手ですが、どんな成績を残していたのでしょうか。
U-15日本代表
中学時代は軟式野球部に所属していた浅野翔吾選手ですが、やはり注目すべきはアジア選手権でしょうか。
浅野翔吾選手はU-15として野球日本代表 侍ジャパンに選ばれ、アジア選手権での優勝に大きく貢献しています。
U-15の応募条件として、
- 国籍、年齢制限
- 指定団体への登録
- 代表としてふわさしい、優れた技術
- 短期間におけるチーム貢献の見込み
というのがあり、さらに
- 50m走6.9秒以下
- 120km/h以上の球速
- 遠投80m以上
- 特筆可能な技能
上記1〜4のうちいずれかを保有することがクリア条件となっています。
アジア選手権に出場
浅野翔吾選手は選ばれただけではなく、U-15アジア選手権では1番打者として活躍しています。
中学時代のホームラン数
中学時代のホームラン数は55本、本人曰く、そのほとんどは柵越えだったそうです。 その化け物っぷりは周りから、「既に高校生のようだ!」と言われていたほどです。
強豪校からスカウトされていた

さて、ここまでの「化け物級の天才」を、当然周りの高校が放っておくわけがありません。
浅野翔吾選手の天才的な才能はあちこちで高く評価され、数々の名門高校からかなりのオファーを受けていたそうです。
しかし、浅野翔吾選手は地元の高校への進学を志望します。
地元の高校へ進学した理由
浅野翔吾選手曰く、故郷に残りたかったとのこと。
それは、お父様のこんな言葉がきっかけでした。
「県外の高校に行ったら、お世話になった人が直接見に来られなくなるぞ。レグザムスタジアム(香川県営野球場)なら土日に来やすいし、応援してもらえる場所でやったほうがいいんじゃないか?」
引用元:Number Web
浅野翔吾選手が全日本少年軟式野球に出場した時、応援への駆けつけや費用のカンパなどもあったそうです。
「これまで応援してくれた方々を大切にしたい」その思いで浅野翔吾選手は地元、高松商業へと進学を決意します。
浅野翔吾選手がわずか中学生にして習得した「真の凄さ」
正直、この記事を書いていて「世の中にはこんなにも素晴らしい選手がいたのか!」と驚きの連続でした。
U-15に選出されるというのは簡単なことではありません。
残れるのはオリンピックを前提にできるような選手のみです。
勿論、U-15に選ばれたからといって、そこで結果を出せるかどうかは別問題です。
一般社会でも「国立大学を出たから」「国家資格を持っているから」といって、絶対に高所得者になれるわけではありません。
ましてや野球界など、実力が全ての世界です。 私達が思うより遥かにシビアな世界です。
しかし、浅野翔吾選手は一番打者として、その実力をアジア選手権で見せつけてくれました。
さらに驚かされたのは、「故郷へ残る」という判断です。
浅野翔吾選手の実力を考えると、他にも選択肢はあったはずです。
しかし、浅野翔吾選手は自身の実力だけに捉われない判断をしました。
「応援してくれた方々を大切にしたい」という思い、これは野球で言う「チームワーク」にも通ずる考え方です。
いくら浅野翔吾選手が凄いといっても、一人でアジア選手権を優勝したわけではありません。
むしろ凄い選手だからこそ、「野球」としても、そして「人間」としても、最高の考えができるのです。
本当の意味で凄い選手ですが、当時、浅野翔吾選手を相手にしたチームの選手はどう思ったのでしょうか。
少なくとも私でしたら、投げる前に白旗を上げることでしょう。
まとめ|浅野翔吾(高松商業)は中学時代から化け物っぷりを発揮していた!

さて、今回のまとめに入りましょう
- 浅野翔吾選手の出身中学は高松市立屋島中学校
- 中学時代は軟式野球部に所属
- 当時、U-15として侍ジャパンに選出
- 中学生にしてアジア選手権に出場
- アジア選手権では1番打者として優勝に貢献
当時の成績、特にアジア選手権での活躍は衝撃的ですが、その後の進学への経緯から浅野翔吾選手の人柄も感じられました。
凄い選手は技術のみならず、精神性も高くもつ、それが「真のスポーツマンの姿」なのでしょうか。 それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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