2019年に週刊少年ジャンプで連載開始された藤本タツキ先生による漫画「チェンソーマン」。
「鬼滅の刃」「呪術廻戦」の次に流行る漫画として話題となった「チェンソーマン」は、2022年10月よりテレビアニメ化されることが発表されました。
新感覚のダークファンタジーに倫理観がぶっ飛んでいる主人公、個性的すぎるキャラクターたちが人気で、今話題沸騰中の漫画です。
2021年のこのマンガがすごい!では堂々の一位にランクインしました。
アニメは気になるけど漫画はまだ読んだことがない、どんな内容か気になるという方に、今回は「チェンソーマン」の序盤のあらすじについて紹介していきます。
※当記事はネタバレをし過ぎないように気をつけましたが、ネタバレを含みます。
チェンソーマンを一言でいうと?

契約により「チェンソーの悪魔」となり、頭や腕からチェンソーが飛び出した少年が、仲間のデビルハンターたちと共に悪魔と戦う物語です!
チェンソーマン登場人物

ぶっ飛んだ主人公をはじめ個性的なキャラクターばかりの「チェンソーマン」。
その中でも序盤に登場する主要キャラクターをご紹介します。
デンジ

死別した父親が残した借金の返済のため、チェンソーの悪魔であるポチタと共に非正規のデビルハンターとして生計を立てる16歳の少年。
ひょんなことからポチタと契約し、チェンソーの悪魔に変身できる能力を得たデンジは、マキマに誘われ公安所属のデビルハンターになることに。

まともな人生を送っていないせいか、倫理観や常識がない。
初めて人間扱いをしてくれたマキマに好意を寄せています。
マキマ

内閣官房長官直属のデビルハンター。
公安対魔特異4課を取り仕切る、デンジの“飼い主”。
デンジを救った恩人であり、優しくもミステリアスで冷徹な面ももつ女性。
パワー

デンジのバディ。
その正体は人の死体を乗っ取った「血の悪魔」で「魔人」と呼ばれる存在。
魔人は本来悪魔と同じく排除される存在ですが、理性と戦闘能力が高いためデビルハンターとしてマキマの元で活動している。
戦闘では自らの血を凝固させ武器を作るなどして戦うが、時折貧血になることも。
頭にはツノが2本生えており、自分を「可愛い女性である」と自覚している。
協調性がなくワガママで子供っぽく、虚言癖。
猫のニャーコは唯一の友達である。
早川アキ

公安対魔特異4課所属で、デンジのお目付役兼先輩であるデビルハンター。
「狐の悪魔」と契約し、自分の体の一部を与えながら戦う。
冷静沈着だが仲間思いで面倒見も良く、デンジには手料理を振る舞うことも。
「銃の悪魔」に家族全員を殺された過去があり、復讐のためにデビルハンターになった。
デンジ同様、マキマに好意を抱いている。
チェンソーマンのあらすじ(1話〜13話)

早速、「チェンソーマン」の序盤である1話〜13話(1、2巻)の簡単なあらすじをご紹介します。
チェンソーの悪魔

主人公の少年デンジは、父親の残した借金を返済するべく、「チェンソーの悪魔」であるポチタと共に非正規のデビルハンターとしてヤクザに雇われていました。
しかし悪魔を倒してもその報酬のほとんどは返済としてヤクザに回収され、1日に食パン1枚を食べるのがやっとというほどの極貧生活。
どん底の生活でしたが、デンジはポチタと助け合いながら生きていました。
そんなある日、デンジを雇っていたヤクザが「ゾンビの悪魔」と契約したことにより状況は一変。
悪魔の力を手に入れたヤクザに裏切られたデンジとポチタは、「ゾンビの悪魔」に殺されてしまいます。
「パンにジャムを塗って食べたい」「女の子とイチャイチャしたい」
そんな他愛ない夢をポチタに語っていたデンジ。
死んでいく中で、ポチタはデンジに「私の心臓をやる代わりに、デンジの夢を見せてほしい」とデンジと契約を結びます。
契約によって「チェンソーの悪魔」に変身できる力を得て生き返ったデンジは、見事「ゾンビの悪魔」を倒します。
そこへ駆けつけた公安のデビルハンターであるマキマに保護され、正式なデビルハンターとして公安対魔特異4課に所属することになりました。
公安対魔特異4課

マキマに連れられてデビルハンター東京本部を訪れたデンジは、同僚である早川アキを紹介されます。
出会った時から仲の悪い二人は、早速デビルハンターになったきっかけを巡って殴り合いの喧嘩になります。
それでもマキマはデンジをアキの部隊に配属し、デンジを見張るという名目でアキとデンジは一緒に暮らすことに。
その後、公安では二人一組で行動するのが基本のため、デンジもバディを組むことに。
その相手として紹介されたのは、人の死体を乗っ取った悪魔「魔人」であるパワー。
「血の悪魔」であるパワーは、ワガママでプライドが高く、そして虚言癖でした。
デビルハンターになる前に飼っていた猫のニャーコを「コウモリの悪魔」に奪われてしまったパワーは、デンジに「ニャーコを取り戻してくれたら胸を揉ませてやる」と約束します。
実際はニャーコを人質に取られていたパワーに騙されていたデンジですが、「胸を揉みたい」という一心で「コウモリの悪魔」を倒します。
その後、新たに現れた「ヒルの悪魔」に苦戦しましたが、早川アキ率いる公安対魔特異4課のメンバーが駆けつけ、無事悪魔を倒しました。
騙されていたとも知らずに約束通りパワーの胸を揉むことになったデンジですが、思っていた感覚とは違ったために、自分の夢はこんなものだったのかと落ち込んでしまいます。
しかし、マキマの励ましによって元気を取り戻したデンジは、マキマから、たった5分で120万人を殺したと言われる「銃の悪魔」を倒してほしいとお願いされます。
「銃の悪魔」を殺せたら願い事をなんでも一つ叶えてあげる。
そうマキマに唆され、新たな目標を持ったデンジはデビルハンターとして「銃の悪魔」の捜索を開始するのでした。
まとめ|チェンソーマンあらすじを簡単に!序盤1~13話(1・2巻)

連載では第一章を終え、早くも第二章に突入している「チェンソーマン」。
今回は序盤のあらすじのみをご紹介しましたが、この後も面白い展開がどんどん続きます。
「銃の悪魔」とはなんなのか、マキマの目的はなんなのか。
伏線が散りばめられていて見どころがいっぱいです。
また、他にもたくさんの悪魔や魔人、それ以外の敵がたくさん登場しますが、皆個性があって魅力的なキャラクターばかりです。
まともな人がほとんどおらず、ぶっ飛びながらもどこか可愛いキャラクターばかりで、読んでいて飽きることがありません。
アニメ化発表を機に再び注目を集めている「チェンソーマン」。
まだ読んだことがない方は、アニメでも漫画でも、ぜひ一度チェックして見てください。
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