ネット配信者に対する、ガチ恋からの嫉妬心を描いた「ガチ恋粘着獣」が、ついにドラマ化決定となりました!
今回はドラマ版「ガチ恋粘着獣」がいつから放送されるのかなど、放送に関する情報について、現時点で確認できたことをお伝えします。
また、ドラマ化による「実写ならではの表現」により、どんな仕上がりになるのかなど考察も交えながら予想していきます。
この記事でわかること
- ガチ恋粘着獣の放送時期
- ガチ恋粘着獣の原作が期間限定で無料公開
- ドラマ化されたガチ恋粘着獣はどんな作品になる?
- ガチ恋粘着獣が描く「配信アプリの闇」とは
放送時期は2023年春 2月17日まで原作を無料開放!

ドラマ版「ガチ恋粘着獣」の放送時期は2023年春とアナウンスされています。
また原作が期間限定で無料開放されていますので、放送開始までにチェックしておくと良いでしょう。
CONTENTS
- 詳しい放送時期と放送局は未だ未定
- 期間限定で50話分無料公開
- あえてイマドキの文化の「闇」を描写
詳しい放送時期と放送局は?

- 放送開始日:2023年4月8日㈯
- 放送局:テレビ朝日/ABCテレビ
ガチ恋粘着獣のドラマ放送時間ですが、
- テレビ朝日:毎週土曜深夜2:30-3:00
- ABCテレビ:毎週日曜夜11:55-0:25

確かこれ、怖いお話だよね・・・

うん、でもね。
ネットで遊ぶのに大事なことも訴えかけてるんだよ。
敢えて春という時期にこのテイストの作品がドラマ化決定されるあたり、作品に対する自信すら感じられますね!
原作ファンはかなり期待しているのではないでしょうか。
期間限定で50話分無料公開

そして現在、原作のガチ恋粘着獣が期間限定で無料で読めてしまうという企画中です。
ガチ恋粘着獣 50話無料開放期間
- 1〜25話 1月20日〜2月3日まで
- 26〜50話 2月3日〜2月17日まで
これは「名前だけ聞いたことあるけど、気になるな」という方にとっては大チャンスです!

なんと太っ腹!

原作が追いつけてない方も一気読みできるんよ。
是非ともドラマ放送までの間に、おトクに原作を予習しちゃいましょう。
あえてイマドキの文化の「闇」を描写

ガチ恋粘着獣という作品について注目すべきは、「今の時代だからこその闇」を忠実に描いたことではないでしょうか。

最近、ライブ配信はやってるもんね。

配信は楽しいけど、時としてトラブルもあるんよ
女子大生・輝夜雛姫と、その推しであるスバルとのガチ恋・・・から生まれる嫉妬心。
そこにスポットを当てるというのは、SNSなどで誰でも情報発信が可能で、どのインフルエンサーとも精神的に近づくことができる、現在のネット社会に対する問題視と言えるでしょう。
そこに着眼できたのは、今のところガチ恋粘着獣ぐらいでしょうか。
ドラマでは一体、どんな描写がされるのか気になりますね!
ドラマの観どころを徹底予想

ドラマ版「ガチ恋粘着獣」は一体どんな仕上がりになるか、原作をたどりながら予想してみようと思います。
CONTENTS
- 度が過ぎると怖い心理「コメント拾ってほしい」
- 「同担拒否」では済まない、嫉妬の行方
- 重要な描写「推される側の辛さ」
度が過ぎると怖い心理「コメント拾ってほしい」

配信サイトでのトラブル原因の代名詞、それは「コメントが拾われない」というものです。

拾ってください

僕らがそれ言ったら意味変わるんよ
ガチ恋粘着獣でもしっかりと描かれています。
他の人のコメントは拾われて、自分のコメントは拾ってもらえない。
故に嫉妬心が生まれるというものです。(拾う=読み上げてもらう)
このような典型例こそ、ドラマでも鮮明に描いていきたいネタですね。
原作の絵を見る限り、暗い部屋に閉じこもっているのでしょうか。
嫉妬に狂う表情を、スマホの明かりのみで映し出すといった演出が予測できます。
・・・考えただけで、既に不気味ですね。
「同担拒否」では済まない、嫉妬の行方

少しでも推し活をしたことがあれば「同担拒否」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
これは、「推しに対する他のファンとは交流を持たない」というものです。

恋は盲目

それと似てるねぇ〜
独占欲も、こうした「他のファンとは交流しない」で済めばかわいいものです。
しかし、行き過ぎるとそうもいきません。
作中でも暴力沙汰となるシーンが描かれていますが、ストーカー被害など「相手への一方的な感情」が原因となる事件は実際に起きています。
その恐ろしい場面を実写化するわけですから、メッセージ性のインパクトは原作より遥かに上回るでしょう。
重要な描写「推される側の辛さ」

インフルエンサーでもない限り、こうした問題はつい視聴者側の目線ばかりをみてしまいます。
しかし、ネットトラブルそのものについて考えるならば「配信者」サイドの言い分も考えるべきでしょう。

そっか・・・配信者さんが、一番大変かもね

みんなを楽しませないといけないって、責任があるからね・・・
「ただ、みんなを楽しませたかった」
こうした配信者の切なる思いこそ、俳優さんの涙をそそる演技力、そして映像化だからこそできる切ないBGMなどでトコトン演出していただきたいですね!
考察:ドラマ版「ガチ恋粘着獣」はライブ配信へのメスとなるか

実際にネット上でのトラブルも起きている今、それを題材としたガチ恋粘着獣は、ドラマ化により更にメッセージ性が強くなることでしょう。
CONTENTS
- イマドキのシリアス「配信者と視聴者間のトラブル」
- なぜライブ配信でトラブルが起きるのか?
- 事実、こうしたトラブルは起きている
イマドキのシリアス「配信者と視聴者間のトラブル」

当たり前ですが、配信者はライブ配信をすることで収入を得ています。
それは「投げ銭」か、ライバー事務所に所属をしていれば時給となります。

この前、推しさんに投げたら喜んでくれたよ!

配信が盛り上がってると、投げたくなるよね
更に当然のことを言えば、ライブ配信というビジネスは視聴者ありきとなります。
これは、コンビニの店員さんと買い物に来たお客さんの関係とほぼ同じです。
「ほぼ」というのは、ライブ配信でのやり取りは「双方ともに一方的」ということです。
なぜライブ配信でトラブルが起きるのか?

この「双方ともに一方的」というのが、ライブ配信でトラブルが起こる原因なのです。
視聴者は相手の言葉をどうとでも捉えることができますし、配信中であればいくらでも相手を見つめることができてしまいます。

画面越しだから、やりたい放題みたいな・・・

今からおよそ20年くらい前かな?
ネットが盛んになり出した頃から抱えてる問題なんよ。
また配信者側も、投稿されたコメントを読むか否かは自由です。ライブの進行状況を考慮しては勿論、投げ銭額によって、ある視聴者をひいき目に見ることだってあるでしょう。
このようにして、配信中のコミュケーションはお互い一方的になりやすい形式なのです。
そこから生じる気持ちのズレ、その先にある「恐ろしさ」について、普段から意識をしている人は少ないのではないでしょうか?
ここにメスを入れることができるというのが、ガチ恋粘着獣ドラマ化の最大のインパクトといえます。
事実、こうしたトラブルは起きている

ガチ恋粘着獣で描かれている「インフルエンサーとファンとの間のトラブル」というのは、決して大袈裟過ぎる話でもありません。
事実、YouTuberの自宅が特定されて押しかけられたなどの事件は発生しています。

動画でも「やめてください」ってお願いしてるよね。

インフルエンサーだって、人間さん。
私生活がちゃんとあるからね。
作中では、配信者スバルへの嫉妬が原因で命を落とすか否かという描写がありましたが、「恋人」が「推し」になっただけで、現実にあり得ないとは言い切れないはずです。
既に「ライブ配信アプリ」自体は存在する以上、ガチ恋粘着獣で描かれている「恐ろしさ」というのは無視できない「身近な問題」と見受けられます。
どんな問題も、防止を啓発するには強いインパクトが必要です。
だからこそキャストさんに演じてもらい、ドラマ化によることで現実味を持たせるというのは、とても有意義でしょう。
まとめ

では、今回のまとめに入りましょう。
- ドラマ版「ガチ恋粘着獣」の配信時期は2023年春頃
- 2023年2月17日まで原作読み放題
- ドラマでは、原作よりも恐怖感UP?!
- 現実的な問題を忠実に描いたドラマ作品になると予想
運転免許の教本で、飲酒運転をしたドライバーの家族による「最後の手紙」というのを読んだことがあります。
それは償いのために全てを失うという、今思い返しても辛くなる内容でした。
ですが、車を運転する今「あの手紙を読んで、辛い思いをしてよかった」と思っています。
ネットというのは、簡単に情報を世界全体に発信できてしまう、車同様に「身近な強い力」です。
強いが故、使い方を誤れば自分も周りも無事では済みません。
ガチ恋粘着獣は、「現実的な恐ろしさ」を描いた作品です。
そして作品だからこそ、ネットを楽しむ上で「しておいた方が良い恐怖」が安全にできるのはないでしょうか。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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