小学校3年生のに難病を経験した市川裕太さん。現在は同じ病気に苦しむ子供たちを助ける医師として、自分も小学生の頃入院していた病院で勤務されています。
自分も患者さんと同じ病気を経験したことから、医師としてだけでなく先輩患者としての声かけはとてもあたたかく、そんな言葉で勇気をもらっている方がたくさんいます。
そこで、この記事では市川裕太さんが小学校時代に発症した難病を一緒に乗り越えた市川裕太さんのご家族についてまとめました。
市川裕太医師の両親や家族構成は?

市川裕太さんのご両親や家族構成について紹介していきます。
市川裕太医師の父親と母親

市川裕太さんの家族構成ですが、父親と母親がいることがわかっています。また、兄弟がいるかどうかについては明らかになりませんでした。
市川裕太さんのお母様の画像が見つかりました。市川裕太さんは小学校の時に難病を発症します。入院している市川裕太さんに付き添っているお母様の写真です。
市川裕太医師には息子が1人いる

市川裕太さんは研修先の病院で知り合った薬剤師の仁美さんと2019年に結婚されています。また、その2年後の2021年に息子さんが誕生しました。
奥様の仁美さんは、市川裕太さんのことを「小児科医なだけあって頼りになる」と話しておられました。


また息子さんが、市川裕太さんにそっくりですね!
市川裕太医師の両親はどんな人?

市川裕太さんの母親は、市川裕太さんのドナーをされたことがあります。市川裕太さんは、小学校3年生のときに治療薬がない腎臓病、ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群を発症しました。市川裕太さんは末期の腎不全になってしまいます。
そこで小学校6年生のときに、母親の腎臓を移植する治療をうけます。
市川裕太医師の両親の職業は?

市川裕太さんのご両親の職業については明らかにされていませんでした。
小学3年生から長きにわたる入院を強いられることになった市川裕太医師。
付き添いをする母親は仕事どころではなかったと考えられます。
市川裕太医師の父親は家計を支えるため外に働きに出ていたと思います。
しかし、母親は外での仕事はせず入院する市川裕太医師を支えていたのではないでしょうか。
市川裕太医師と両親のエピソード

難病を発症した市川裕太さんのご両親は、たくさんの心配事や不安を抱えてこられたのだと思います。しかし、いまは自身の経験を活かし同じ病気の子どもを治療する医師になっている市川裕太さんの姿を見て安心されているのではないでしょうか。
この章では、そんなご両親と市川裕太さんとのエピソードについて紹介します。
子供の病気が治るのならと当時未承認だった薬に賭けることを決意

市川裕太さんは、小学校3年生の時に治療薬がない腎臓病を発症します。またそれに伴い悪性リンパ腫まで発症します。
医師からも絶望的だと言われるほど、病状が悪かった市川裕太さんですが、当時日本では未承認だった薬が腎臓病に効いたという海外の事例を参考にし、その薬に賭ける思いで薬を投与することを決意します。
この決断は主治医の先生とご両親の何回もの話し合いのもと、決まったようです。
両親は子供が難病を発症したくさん心配事があったと思いますが、この決断が功を結び市川裕太さんは劇的な回復をみせました。
難病を乗り越え、小学校の卒業式に母親と参加

小学校3年生で難病を発症した市川裕太さんは、小学校時代は入院と辛い闘病生活を経験します。しかし、そんな困難を乗り越え、小学校の卒業式に母親に見守られながら参加することができました。
お母様も元気に卒業式に参加する息子の姿を見て、安心されたのではないでしょうか。
市川裕太医師の学歴は?

辛い闘病生活を送ってきた市川裕太医師はいつの日か病院の先生になることが夢となっていました。
学校にも通えずつらい思いをされていた市川裕太医師ですが、努力を続け三浪の末見事兵庫医科大学に合格!
そして小児科医としての夢を叶えたのです。
そんな市川裕太医師の出身高校などの学歴についてはこちらの記事でまとめています。
市川裕太医師の両親の現在は?

2022年10月に放送された市川裕太さんに密着したテレビ番組で、後ろにお母様だと思われる方が写っていました。
難病に侵され絶望的と言われた息子が今では同じ病気の子どもたちを助ける医師になってるというのは、ご両親にとってもうれしいことなのではないでしょうか。
また、市川裕太さんには息子さんもいらっしゃいます。ご両親にとって、はじめてのお孫さんのなので幸せに過ごしていらっしゃるといいですね。
まとめ

自分と同じ病気だった市川裕太さんが、医師として元気に働く姿は患者さんやその家族にとって大きな希望になっていることでしょう。
また、密着されたテレビ番組のなかで、市川裕太さんが「みんなで頑張ろう」と患者さんやその家族に話しておられるシーンが印象に残りました。
自身も同じ病気を経験した患者であるからこそ出来る声かけだと思います。ここまで病気の辛さや治療の大変さを分かっていて共感してくれる医師は中々いないのではないでしょうか。