世界を旅しながら生活していくという、ダイナミックなチャレンジ中の家族「雲野ファミリー」
その壮大なライフスタイルに多くの声援が贈られるなか、「学校はどうするの?」という切実な声も挙がっています。
そこで今回は、雲野ファミリーは学校の義務教育について、どうしているのかを解説します。
この記事でわかること
- 雲野ファミリーの子供は何歳
- 雲野ファミリーの子供はどうやって勉強しているのか
- 雲野ファミリーの教育スタイルと義務教育
雲野ファミリー|子供の年齢は?

雲野ファミリーの子供はそれぞれ
- 長男 じんくん 2014生まれ
- 次男 ゆうくん 2016生まれ
の兄弟2人です。
2023年から逆算すると、子供の年齢は
- じんくん 今年9歳
- ゆうくん 今年7歳
となります。

お二人とも小学校低学年かにゃ

日本の学校だと、じんくんが3年生、ゆうくんが1年生くらいなんよ
お二人とも、まだ学校教育が始まったばかりの年齢でいらっしゃいますので、本来なら受けるはずの授業内容もさほど難しくないと考えられます。
しかし、このまま学校にずっといかないとなると将来のことが気になりますね。
雲野ファミリーのご両親は義務教育について、どう考えているのでしょうか?
雲野ファミリーの義務教育はどうなってるの?

雲野ファミリーの子供は、小学校には通っていません。
キャンピングカーで旅をしながらの生活をしているため、こればかりはどうしようもないみたいです。
雲野ファミリーは早い時で、1つの国に滞在する期間はたったの2ヶ月程度とのことです。

確かに、転校しまくってたら大変

クラスに馴染む前に、バイバイなんよ
とても転校を繰り返しながらの就学というわけにはいきませんね。
雲野ファミリー|子供の勉強はどうしてる?

ライフスタイルを尊重するため、子供は「学校に通わない」という道を選んだ雲野ファミリー。
子供の勉強方法も、雲野ファミリーならではのスタイルでした。
CONTENTS
- 親が先生役
- ホームスクーリングも検討中
親が先生役

南雲ファミリーの勉強は、なんと親が先生として教えています。
南雲ファミリーの教育方針として、やはり「旅は最高の学校」という概念があり、旅をしながらの生活を通じ、他の家庭では得られないことを吸収してほしいというのが、南雲ファミリーの両親の想いとのことです。

地球がどでかい校舎なんよ

夢があるにゃあ〜
とはいえ、旅行だけをしているわけにもいきません。
やはり「読み・書き・そろばん」といった、社会に出る上で必要となる能力を身につける必要があります。
本来は、そうした「社会で生きていく上で必要となる能力」を身につけるために授業を受けるのですが、そこを親が先生となって家庭内で授業を行っているのですね。
ホームスクーリングも検討中

また、雲野ファミリーは「ホームスクーリング」による教育を子どもに受けさせることも検討しているとのことです。
ホームスクーリングとは、リモートで授業を受けるなどの方法で自宅にいながら学校教育を受ける方法です。

最近、動画で授業受けて資格取ってる方もおるにゃ

あれはeラーニングって言って、ちょっとにてるにゃ
この度のコロナによるパンデミックにより、オンラインでの授業を実施するインターナショナルスクールも増えたことにより、日本でも認知が広まりつつある学習制度です。
海外ではすでに実用的に取り入れられており、代表的なオンラインスクールとして
- Stanford Online High School
- Crimson Global Academy
などがあり、小学校〜高等学校までの学校教育を対象としています。
雲野ファミリー|法的に問題ないの?

さて、気になるのは「義務教育」に反するのでは?という点
これについて、解説いたします。
CONTENTS
- 義務教育の本質は、子供が教育を受ける「権利」
- ネットでは雲野ファミリーを応援する声も
- なかには子供の将来を心配する声も
義務教育の本質は、子供が教育を受ける「権利」

雲野ファミリーは子供を学校に通わせていないことが「違法」であるか否か、ですが、結論を申し上げますと違法ではありません。
確かに、日本には義務教育というものが存在し、それを受けるために子供を学校に通わせるというのは学校教育法で定められています。
しかし、イジメなど何かしらの理由で子供が学校に行きたくない場合は、無理に行く必要はないのです。
一方、教育を受ける権利は子どもに保障されているものなので、子どもが正当な理由なく学校に行かなくても子どもが罰を受けるわけではありませんし、究極的には子どもの真意であれば教育を受ける権利を放棄する(ただ学校に行かないだけですが)こともできます。
引用元:シェアしたくなる法律相談所

子供の意思を尊重なんよ

もともと「教育」は子供のためのものやからねぇ〜
雲野ファミリーの場合は、家の教育方針として「旅が教育の場」としており、子供もそれを受け入れているので、子供の真意です。
また不登校の子供のためのフリースクールなども随分前から存在します。
また先程のホームスクーリングに似た制度として「通信制課程」というのも高校・大学過程では古くから存在しています。
学校に通わないで勉強をするという教育スタイル自体は既に受け入れが進んでおり、雲野ファミリーにとっては、それが「旅」なのです。
ネットでは雲野ファミリーを応援する声も

Twitter上には、雲野ファミリーのライフスタイルを応援する声が多く見受けられました。

みんなに暖かくみまもられてるんよ

自由に、のびのびと成長してほしいにゃ
確かに、学校では学べないことを多く学べる生活ですし、世界中の文化に思いっきり触れ合って活き活きしている様子を見ると、
「教育ってなんだろう?」
と一瞬、考えてしまうところでした。
なかには子供の将来を心配する声も

しかし、雲野ファミリーの生活にこんな指摘も
確かに、本当に仲のいい友達としっかり思い出を作ったりというのは、学校に毎日通って、次第に仲良くなって〜という体験ができるからこそですね。

帰りに寄り道して駄菓子屋に・・・

それも、学校生活の醍醐味だったにゃ
また、これはこれで賛否ありますが、「子供のうちの恋愛」から心が成長できるというのも、私は大事な経験ではないかと思います。
思春期というのは決して避けては通れないものですし、異性との接し方というのも社会に出るうえで必要なことだからです。
こういう生活を選んだ雲野ファミリー。
やっぱり、お父さんがすごい人だから為せる技なのでしょうか?
雲野ファミリーのお父さんってどんな人?
雲野ファミリーの父親は和幸さんといいます。
消防隊員だったのを辞めて世界を旅するこの生活を始めました。
消防隊員と言っても、採用難易度の高い米軍基地で働いていたんだとか。
雲野ファミリーの父親についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
よかったらご覧ください。
まとめ|雲野ファミリーと義務教育について

では、今回のまとめに入りましょう。
- 雲野ファミリーの子供は学校には通っていない
- 勉強は親が先生になって教えている
- 現在はホームスクーリングも検討
- 義務教育は子供の意思が尊重されるため、違法性はなし
たまに電車で遠くに出かけ、知らない街に来ると「世界は自分が想うより、広いんだ」と、隣町に来ただけで感動することがあります。
雲野ファミリーのライフスタイルには賛否あるものの、毎日が大きな感動だらけだと想像すると、そういう生き方だってあるんだなと思いました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。