白井球審の詰め寄り炎上騒動で見せた松川虎生捕手の類まれなる対応力に驚嘆する声が広まっています。
この記事では…
- 白井球審の威嚇&詰め寄りに冷静に対応する松川虎生捕手
- 佐々木朗希投手の完全試合を支えた松川虎生捕手
- 松川虎生捕手の物怖じしないコミュニケーション能力
- 松川虎生捕手のキャッチング技術がすごい
- 学生時代の松川虎生捕手
これらについてまとめています。
鬼の形相で詰め寄る球審に冷静に対応する松川虎生

白井球審の判定に不満気な表情を浮かべた佐々木朗希投手に対し、威嚇しながら詰め寄っていく白井球審の異常さに恐怖を覚えた人も多いのではないでしょうか。
ゆっくりと詰め寄る白井球審の異変に気づいた松川虎生捕手は、白井球審を追いかけ、その前に立ち塞がり事態を収めました。
白井球審の“プッツン”という音を冷静にキャッチし、咄嗟に体が反応したのかもしれません。
松川虎生捕手が取った冷静な対応にネット上では「44歳の審判がキレて18歳の松川がなだめるシーン」「人生何周目なの?」などの投稿が寄せられていました。

普通、鬼の形相で詰め寄る白井球審の威嚇的な態度を見たら呆然と立ち尽くすだけになってしまうところが、佐々木朗希投手を守らなきゃというのが自然に出た行動じゃないかと言われています。
あの時松川虎生捕手が苛立つ白井球審と何を話していたのかは公表されていませんが、松川虎生捕手の恩師・半田監督は「たぶん彼の性格だったら『今のボールっす、ボールっす』とかだったと思うんですよね」と推察していました。
佐々木朗希の完全試合を支えた松川虎生

4月10日のオリックス戦では、松川虎生捕手の「観察眼」と「嗅覚」が佐々木朗希投手の完全試合を実現させたとも言われています。
キャッチングやブロッキングなど求められる技術が多岐にわたる捕手だが、広い意味でピッチャーの良さを引き出すことが重要で、ただサインを出すだけじゃなくどんなに苦しい状況でも「どんどん投げてこい」というジェスチャーを交えるなど、ピッチャーに出来ることが多くあると話していました。
この日の試合で松川虎生捕手は「1球1球、集中しながら冷静にできた」とコメントしています。
また佐々木朗希投手は「松川がいいリードしてくれたのでしっかり要求に応えながら投げることができた」と語るなど、松川虎生捕手に対して絶大な信頼を寄せています。
松川虎生の物怖じしないコミュニケーション能力がすごい

松川虎生捕手のコミュニケーション能力も評価されています。
プロの世界で実績のある投手に対し、高卒の捕手が物怖じせずに自分の意見を言えるというのは貴重だといいます。
プロ入り後はそういった面でかなり苦労する捕手もいるといいますが、松川虎生捕手はベテラン投手とも堂々とサインを出しているようで、先輩のピッチャーの方と積極的にコミュニケーションを取っています。
投手のボールを受けるのに精一杯になるだけではなく、投手の良さを引き出すことにまで頭が回り、それを結果に繋げることができているのです。
また、自分が疑問に思うことやリード面についての話を積極的に自分からコーチに聞きに来るといいます。
わからないことは先輩に頼るという、職場で可愛がられる新人の理想的な姿ですね!
松川虎生のキャッチング技術がすごい

高卒のキャッチャーの場合、プロの投手が投げる速いボールに苦労することが多いのですが、松川虎生捕手は、市和歌山高時代に最速152キロの小園健太(DeNAドラフト1位)とバッテリーを組んでいたおかげで、そこまでギャップが大きくなかったと思います。
佐々木朗希の140キロ台後半の高速フォームに対して、ミットを上から被せるのではなく、ボールが落ちてくるところへミットに入る面を素早く持っていく動体視力の良さも評価されています。
しかし、松川虎生捕手は高校時代から高く評価されていたわけではありませんでした。
スカウト担当者はバッティングは流石だがキャッチングもスローイングもかなり怪しいと、球団によってはキャッチャーとして評価していないところもあったようです。

高校時代は、バッテリーの力が飛び抜けていたので、スローイングやキャッチングも少し手を抜いていた部分があったのかもしれません。
プロになってピッチャーのレベルが上がった時に、それに対応してしっかりとキャッチングができるのは、能力がある証拠です。
キャンプでしっかりと鍛えられコーチから教えられたことをすぐに吸収出来る素晴らしい能力を持っており、高校時代に比べ明らかにキャッチングがうまくなったと言われています。
学生時代の松川虎生

鬼の形相で詰め寄る白井球審に対し、松川虎生捕手の表情に焦りや緊張が微塵もありませんでしたが、そんな松川虎生捕手の学生時代はどうだったのでしょうか。
松川虎生捕手が中学時代に所属していた「貝塚ヤング」の川端監督は、松川虎生捕手は昔から感情をほとんど表に出さない子だったといいます。
松川虎生捕手は飲み込みが早く、状況を理解するのが早かったようです。
捕手としての記憶力も良く、野球に関しては貧欲で賢く、教えたことはすぐ体現してこなすことが出来るので、指導する側としては楽だったと言います。
まとめ|松川虎生の評価高まる!冷静な判断能力がベテランだと絶賛!

佐々木朗希投手の完全試合を成し遂げる一端を担った松川虎生捕手の評価が高すぎる!
この記事では、松川虎生捕手の冷静な対応が注目を浴びた白井球審騒動、佐々木朗希投手の完全試合について、また野球関係者が語るコミュニケーション能力やキャッチング技術の高さについてなど、多岐にわたって評価されている松川虎生捕手についてお伝えしてきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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