【2023年現在】松本麗華と母親の関係が最悪！絶縁状態の原因は？

1995年、東京地下鉄駅構内で発生した凶悪事件「地下鉄サリン事件」

その主犯格であり元死刑囚・麻原彰晃の娘である松本麗華さんが2015年3月20日にニコニコ生放送に出演し、事件やオウム真理教、父に対しての考えを話しました。

その際、母親である松本知子さんとの不仲を告白。
今回はその原因や、松本麗華さんと母親の関係性について解説します。

松本麗華と母親の関係性

松本麗華さんと母親は、2023年現在も絶縁状態となっています。

松本麗華さんの母親は、1994年に発生した「薬剤師リンチ殺人事件」に関与したとして逮捕されました。

判決は懲役6年、2002年に出所しています。
その後は次女・松本宇未さん（仮名）、三女・松本麗華さんと一緒に暮らし始めます。

ところが、弟の養育をきっかけに松本麗華さんとは決別・その後は絶縁状態が続くこととなります。

その「弟の養育」をめぐっての絶縁ですが、事情が少し複雑となっています。
次章で詳しく解説しましょう。

松本麗華と母親の確執の原因は？

広域には、松本麗華さんと母親の不仲は「弟の療育をめぐっての確執」が原因と言われていますが、核心は「母親の精神状態」にありました。

弟の養育について、言っていることがおかしい

松本麗華さんの母が出所するまで、松本麗華さんは弟の面倒をご自分でみていました。

長男・次男については名前は非公開となっています。
兄妹の方々は、オウム真理教（現アレフ）とは関わっておらず、別々の人生を歩まれています。

そして母親が出所して「弟の面倒を誰が見るか？」という話になった際に口論となったようですが、この時の母親の言い分が少しおかしかったのです。

田原：関係ないって言いたいわけね？　「私は関係ない」と。お母さんとあなたは、どこでうまく行かなくなったの？

松本：2012年くらいですかね？　私がずっと弟の面倒を見てたので、それを母が快く思っていなかった。

田原：何で？　面倒見てもらったほうがいいじゃん（笑）。

松本：そこは不思議な（笑）。

田原：弟さんの奪い合いをやったわけ？

松本：いや、奪い合いじゃないです。母に言ったのは「あなたが養育してください」と、もしくは「養育してください、と私に言ってください」と。

田原：そうしたら？

松本：そうしたら会話にならなかったです。

引用元：ログミー

母親の言い分だと

ということになります。

自分でも面倒見ない、娘が面倒見るのも気に入らないとなると、もう話が見えてこないですね。

結局のところ、長男は松本麗華さん、次男は母親と一緒に暮らしています。

母親は精神病を患っていた？！

先ほどのように、松本麗華さんの母親は家族の話をしようとしたところ「会話にならなくなる」といった状態のようですが、実は精神を病んでいたのです。

松本麗華さんの母親は20代の時から情緒不安定でした。
更にオウム真理教や麻原彰晃との関係が負担となり、ついには神経症という病気を発症してしまったのです。

当然ながら、松本麗華さんの母親は十分なメンタルケアを受けることもできず、家庭内でも不安定な様子を見せていたようです。

追い打ちをかけるように発生した「地下鉄サリン事件」
松本麗華さんや母親にとっても、目を背けたくなる事件だったようです。

事件が原因でノイローゼ？

松本麗華さんの母親が神経症になった原因は、「地下鉄サリン事件」の影響もあるようです。

松本麗華さんの母親は、旦那である麻原彰晃（松本智津夫 元死刑囚）のサポート役としてオウム真理教では強い権力者でもありました。

それが故、死者14人、負傷者6,300人もの犠牲者を出した凶悪事件「地下鉄サリン事件」について受け止めるものは、かなり大きいものでした。

田原総一朗氏（以下、田原）：お母さんは、あの事件をどう見てるの？

松本麗華氏（以下、松本）：母とは、そういう話ができなかったので。

田原：できないの？

松本：少しでも事件に関わった方は、あまりそういう話をしてくださらない。特に出てきている人は。中にいるときは話してくれても、出てきてからは「いまいましい記憶」というか。

引用元：ログミー

自分が教団のナンバー2であり、その教団が罪のない多くの人々の命を奪い、心に深い傷を負わせてしまった。
罪の意識は相当なのは、当然と言えるでしょう。

松本麗華と母親の不仲はいつから？

弟をめぐっての松本麗華さんと母親との不仲は、2012年ごろから今尚続いています。
つまり、出所して約10年後は娘2人と暮らしていたことになります。

松本麗華さんの母親は、名前を「松本知子」から「松本明香里」へと改名し、現在は関東地方で目立たないように生活しています。

不仲の根本の原因は、オウム真理教や地下鉄サリン事件が大半を占めていると考えられますが、松本麗華さんが父・麻原彰晃に対し、死刑執行後の今でも肯定的な捉え方をしていることをみても、これから松本麗華さんと母親が和解することとはないでしょう。

地下鉄サリン事件発生から28年たった今、こうした主犯である麻原彰晃の家庭事情にある醜さからも、事件やオウム真理教に対しての「許せなさ」が残りますね。

まとめ

では、今回のまとめに入りましょう。

• 松本麗華と母親は2012年から絶縁状態
• 原因は母親のノイローゼ
• 広域に不仲の原因「弟の養育をめぐって」と言われている
• しかし、それは母親がノイローゼ状態により、松本麗華との正常な会話が困難であったから

地下鉄サリン事件により、日本中に多くの「憎しみ」「悲しみ」「醜さ」が蔓延り、そのために尊い命が奪われてしまいました。
事件を思い出す度、そのあまりの惨さにやりきれない気持ちになってしまいます。

今後、二度とこのような事件が起こらぬこと、そして被害者やご遺族の方の心の傷が癒えることを願います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。