夏の風物詩である流星群。
特にみずがめ座δ流星群は、7月中旬から8月下旬に見られる流星群で、夏休みの思い出作りにもオススメの流星群です。
今回は、2022年のみずがめ座δ流星群のピークやオススメの観測ポイントなどをご紹介します。
東京のみずがめ座δ流星群のピーク時間や方角は?

夏に見ることができるみずがめ座δ流星群ですが、東京でも見ることができます。
ここで、東京での観測ピーク時間や流星群が見える方角を見ていきましょう。
みずがめ座δ流星群のピーク時間

みずがめ座δ流星群は、他の流星群と比べてあまり大きなピークはありませんが、その分長い期間に渡って観測することができます。
観測できる時期は7月中旬から8月下旬で、その中でも2022年7月30日にピークを迎えると予想されています。
ちょうど7月29日に新月を迎えるので、その前後であれば月明かりに影響されることもなく、好条件で観測することができます。
東京では陽が沈んで暗くなってから、21時〜午前3時頃がおすすめで、土星・木星・火星なども一緒に見ることができます。
みずがめ座δ流星群の方角

みずがめ座δ流星群は基本的に全天を流れるため、結論から言うと方角はどこでも構いません。
街明かりの少ない場所を眺めたり、楽な姿勢で空全体を眺めるのがいいでしょう。
ただ、みずがめ座δ流星群は東から登り始めるので、南から東側の空を眺めると見つけやすいかもしれません。
東側には天の川や惑星も見られるので、流星群以外の天体観測も楽しむことができます。
みずがめ座δ流星群が見える東京のおすすめ観測スポットは?

東京は夜も明るいことが多く、星が見えるのかと心配になりますよね。
街から離れた場所・周りに高い建物がないことが、天体観測での重要なポイントになってきます。
そこで、東京でも星が綺麗に見えるおすすめスポット、石神井公園・夢の島公園・高尾山をご紹介します。
石神井公園

石神井公園は都内の中にある公園でも、街灯が少ないため天体観測にオススメのスポットです。
都心からのアクセスもよく、仕事帰りでも気軽に寄ることができます。
有名な観測スポットなので人がいるかもしれませんが、子連れや女性だけでの観測にはその方が安心かもしれません。
石神井公園には駐車場もあるので、車でも行きやすい場所です。
夢の島公園

こちらも石神井公園と同様に都心の中でもアクセスしやすい観測スポットです。
周囲にはお台場・葛西臨海公園・ディズニーランドもあり、お昼から遊んで、夜は天体観測をするのもおすすめです。
芝生もあるので、寝転んで天体観測をすることもできます。
ただ、海の近くにあるため風が強いので、防寒対策が必須です。
高尾山

都内からでも日帰りで登山ができる有名なスポットである高尾山。
実は天体観測にもオススメなんです。
周りに遮るものが何もなく空気も澄んでいるため、より綺麗な星空を眺めることができます。
星空だけでなく夜景も楽しめるので一石二鳥です。
日中から登山を楽しんで、天体観測もしてみてはいかがでしょうか。
みずがめ座δ流星群の観測ポイントと注意事項

みずがめ座δ流星群が見られるのは夏の暑い時期です。
夜とはいえ、飲み物やうちわ、扇風機など、熱中症対策になるものを持参するようにしましょう。
逆に場所によっては冷えることもありますので、上着を一枚持っていくといいでしょう。
また、公園で天体観測をするのであれば、虫除けスプレーやレジャーシートなどもあると快適に星空を楽しむことができます。
みずがめ座δ流星群は一ヶ月ほど見られますので、焦らず毎日空を見上げてみましょう。
また、8月上旬はペルセウス座流星群の時期でもあるので、都合が悪い場合は前倒しよりも後ろ倒しするのがオススメです。
まとめ|みずがめ座δ流星群2022東京のピーク時間や方角おすすめ観測スポットは?

みずがめ座δ流星群は期間も長く、ちょうど夏休み期間に見られる流星群です。
この季節、どこへ出かけるにも日中は暑くて大変ですよね。
天体観測なら都内でもできますし、夜は比較的涼しいので家族や恋人との思い出作りにも最適です。
ぜひこの機会に、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。
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