「国語ノート買っといて」って言われたけど、買いに来てみたら種類が多すぎて…
「うちの子何マス使ってたっけ?」
「表紙見たら思い出せるんだけどな~」
今日はそんな、親御さんたちの「悩めるノート問題」を解決すべく、国語ノートの種類について解説していきます。
どうぞ最後までお付き合いください。
この記事でわかること
- ショウワノートが推奨する、学年別の国語ノートのマス目の数
- 他の小学二年生は何マス使ってる?
- ノートの表紙をマス別に紹介
- 学習ノートの豆知識
ショウワノートがおすすめする小学2年生のマス数は?

学習ノートの代名詞「ジャポニカ学習帳」で知られる大手学用品メーカー、ショウワノート株式会社では、小学校2年生の授業で使う国語ノートを下記のように規格しています。
JL – 8 | 10マス (十字リーダー入り) |
JL – 9 | 12マス (十字リーダー入り) |
JL – 10 | 15マス (十字リーダー入り) |
JL – 10 – 2 | 18マス |
一番少ないもので10マス、最多で18マスとなっております。
筆者が小学生だった時もそうなのですが、大抵の小学校ではジャポニカ学習帳がデフォという場合が多いかと思います。 よって、大まかな捉え方としては
小学校の学習ノートの基準 = ジャポニカ学習帳の規格
でいいとおもいます。
実際使われているマス数は?

では、実際に学校の授業で使われているマス目の数はいくつぐらいが一般的なのでしょうか?
ツイート10件を見てみたところ、
- 18マス…1人
- 15マス…6人
- 12マス…3人
- 10マス…0人
と、15マスを使っている2年生が多いようです。
こちらの方は18マス。
こちらの方は15マスを使っているようですね!
こちらの方は12マス!
こちらの方も15マスですね!
こちらの方はハッシュタグで15マスと言ってます。
こちらのノートは15マス。
見切れていますが横が8マスなので12マスです。
こちらは横が10マスなので縦15マスのノートです。
こちらの方は15マスですね。
こちらの方は12マス。
規格の指定がある場合とない場合で、親御さんのノート選び事情も異なるようなので、それぞれ見ていきましょう。
小学2年生の国語ノートの表紙一覧

頼まれた国語のノートを買いに来たけど、なんマスだったっけ?
表紙を見たら思い出すかもしれないんだけど~という方必見!
ノートの表紙をまとめてみました!
掲載がない商品があればコメントよりご連絡下さい。
18マス






15マス









12マス










学習ノートの豆知識

学習ノートにはマス目の数などにより、様々の種類があることがわかりました。
ここでは、その学習ノートについて知っておくとより便利な豆知識を紹介します。
学年ごとにマス目が違うのはなぜ?

そもそも、なぜ国語ノートは学年ごとにマス目の数が違うのでしょうか?
その理由は、「子どもの成長」に大きく関係します。
子供のうちは字を書くことに慣れていない場合がほとんどであり、特に低学年のうちは「鉛筆が正しく持てない」というお悩みを抱えたお子さんも珍しくはありません。
なので、最初は字を書くことに慣れさせるため、授業ノートも大きな字で書けるよう、低学年用ノートほどマス目が大きい = マスの数が少ないという傾向にあるのです。 学校が国語ノートの指定や、学年ごとに買い替えを指示するのはこうした配慮のためなのですね。
ちなみに、10マスのものは1マスが21mm、12マスだと1マス18mm、15マスは15mm、18マスは1 マス12mmと3mmずつサイズが小さくなっています。
また別の学年と兼用の場合があるのは、学校ごとの基準に対して柔軟な対応をとるためだと思われます。
漢字ノートの推奨するマス数が50字~100字と幅がある理由は?

漢字ノートも、マス目の数が50字〜100字とかなり差がありますが、これにはもう一つ別の理由が考えられます。
50字から91字のものは1年生も対象にしているため、マス目のサイズを大きく取るためにマス目の数は少なくなっていますが、これは「授業で習う漢字の画数がまだ少ないため、比較的覚えやすいから」ではないかと思われます。
逆に100字以上のものについては、画数の多い漢字も使う高学年の利用も想定しているので、多く練習できるようにマス目の数も多めに設けられています。
十字リーダーって何?

特に低学年用のノートだと、マス目に「十字リーダー」というものが入っている場合があります。
十字リーダーというのは、マス目を4分割するように入れられた破線のガイドのことです。これを見ながら丁寧に字を書き、きれいな字が書けるようバランス感覚を養うことができるというものです。
また、十字リーダーのもう一つの目的として「っ」「ょ」といった、小さなひらがなを適切な位置に書く練習のためというのもあります。
学校の指定がある場合

まず指定がある場合は学年に合わせてノートを買い替えるわけですが、ノートを変えるタイミングは学校によって異なるようです。
2年生では12マス、3年生では15マスと順に段階を踏んでいく学校もあれば、2年生から3年生の間は12マスを使うという学校もあります。
またマス目の規格はジャポニカ学習帳以外の国語ノートも共通のようで、メーカー不問としている学校も珍しくありません。
なかには「代用できるのであれば、海外のものでも良い」としている学校もあるくらいです。
マス目の数のバリエーションは10マス、12マスとあり、これは「国語ノート」と呼ばれるノートの共通規格のようですが、マス目に対する対象年齢の概念は教育機関によって微妙に異なるといったところでしょうか。 特に3年生の時に12マスか15マスかという違いは多く見られます。
少なくとも、ほとんどの学校では「小学校2年生では12マスか15マスを使う」としているそうなので、これを目安として覚えておくと良いでしょう。
学校の指定がない場合

次に指定がない場合ですが、こういった学校はそもそもノートを配布するか、一括購入という制度があるそうです。
指示が配布になるだけで、結局のところ「指定」なのですが、この場合は配布されたものと同じものを買うということになります。
尚、学校にもよりますが「指定」と言ってもそこまでシビアなものではなく、規定は「あくまで目安」としていることがほとんどです。 また子供の順応性を考え、転校をした場合は転校前の学校の基準に合わせる場合もあるそうです。
指定の有無に関わらず。全体的に1年生の時は10マスのノートを使い、高学年あたりから18マスを使うという流れが一般的なようです。
1年生の1冊目は更にマスのサイズが大きい8マスという場合もあり、それに加え10マス、12マス、15マス、18マスと種類を把握しておくだけでも、「うちの子は今○年生だから〜」と目安になるかもしれません。
18マスは買いにくい!?

尚、ネット通販サイトにて次のような口コミがありました。
近所になく、助かりました。
引用元:ヨドバシ.com
近くのお店では18マスの国語が無く、助かりました。 価格は少し高いですが、致し方無いと思います。
引用元:ヨドバシ.com
小学生の国語の授業用に。ジャポニカは近くの店舗で市販されていないため、こちらのネットショップでまとめ買いをさせていただいております☆
引用元:ヨドバシ.com
18マスのノートに関しては、なぜか店頭では入手しにくい場合もあるようです。
2年生で18マスを授業で使うことは少ないかもしれませんが、同口コミページでは「3年生の子供の宿題用に」とあり、近いうちは注意が必要かもしれません。
まとめ|小学2年生の国語のノートは何マスがおすすめ?みんなが使用しているマス数は?

では、今回のまとめに入りましょう。
- 小学2年生が多く使っているのは15マス>12マス>18マス>10マス
- ショウワノートの規格では、小学校2年生用のノートのマス目の数は10・12・15・18マス
- 国語ノートのマス目の数が学年と共に変わるのは、字を書くことへの慣れに合わせるため
- 各マスの数の規格(8,10,12,15,18)を覚えておけば、今何年生かで目安にはなる
ノートは、「学業」という子供の成長にとても大切な過程で使われるものです。 また、「字を書く」というのは一生のことであり、それを養うことに関わっているのであれば「ノートのマス目」というのはそれなりに重要なことなのかもしれません。
お子さんの成長を見守りつつ、適切なノートを選んであげましょう。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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