千葉ロッテマリーンズ入団当初から将来的にメジャーに挑戦する意欲を示していた佐々木朗希投手。
そんな佐々木朗希投手は最短でいつメジャーに移籍するのでしょうか?
この記事では…
- 佐々木朗希は最短でいつメジャーに移籍するのか
- 佐々木朗希の海外の反応について
- メジャー移籍のルール
- 有名選手はいつメジャーに移籍したのか
これらについてまとめています。
佐々木朗希は最短でいつメジャーに移籍する?

メディアでは近い将来メジャーリーグに挑戦する可能性もあると期待されていますが、佐々木朗希投手がメジャーリーグに最短で行くのはいつなのでしょうか?
メジャーへの移籍を希望する場合は、所属する千葉ロッテマリーンズが移籍を認めれば今シーズンオフにでも海外に挑戦することは可能です。
千葉ロッテマリーンズの井口監督は「間違いなく日本一の投手になる。世界に羽ばたける」と断言し、「彼の中でも日本最速を狙っていると思う」と発言していることから、24歳でエンゼルスに入団した大谷翔平選手よりも早く海外に挑戦すべく鍛えているのでしょう。
それが実現すれば、2023年末までには海外に挑戦するのかもしれませんね。
佐々木朗希の海外の反応は?

佐々木朗希投手の活躍は既に海外にも広く知れ渡り、メジャーリーグの公式サイトでもその活躍ぶりが報道されました。
アメリカでは「NPBでパーフェクトイニングを続ける天才投手、佐々木朗希」という記事が掲載され、佐々木朗希投手について「完全試合の後に、同じぐらいのパフォーマンスをするのは非常に難しいことだが、佐々木はほとんどそれをやってのけた」と紹介しました。
また、韓国からの評価も高く、2試合連続で「完全投球」をした佐々木朗希投手を「パーフェクトモンスター」と称しました。
今までにないくらい日本人選手の活躍を韓国のメディアが報道しており、日本では「韓国での評価か高すぎる」と話題になっています。
ただ、日本のスター選手が次々とメジャーリーグへ移籍してしまっても困るので、メジャーリーグへ移籍するためのルールが決められています。
メジャー移籍にはルールがある
プロ野球選手がメジャーリーグへ行くには複雑な仕組みやルールがあります。
MLB25歳ルール

25歳未満の選手との契約に使える金額は、契約金や年俸など込みで、年間500万ドル(約6億5000万円)程度に制限され、マイナー契約からスタートするというルールです。
先日、元広島カープの鈴木誠也選手がシカゴ・カブスと契約合意下との報道がありましたが、契約は5年で年俸総額8500万ドル(約100億円)と推定されています。
単純計算すると年20億円という高額年俸で広島時代の3億1000万円(推定)を大きく上回ります。
25歳ルールを適用すると、これほど桁違いに変わってしまうんです。
海外に挑戦してもマイナー契約しか結べず、安い年俸でプレーすることになり、ロッテとしては戦力になる人気選手を手放すのに譲渡金がないといったデメリットしかないのです。
しかし井口監督は佐々木朗希投手の夢を実現のための育成プランを作成しているそうです。
海外フリーエージェント権を使ってメジャーリーグへ

日本のプロ野球選手がメジャーリーグへ移籍する方法の1つに、「海外FA(フリーエージェント)権」を使う方法があります。
プロ野球で一軍登録されてた日数のうち、145日を1年として累計で9年が経過すると海外FA権を取得できます。
この「海外FA権」を取得すれば、海外のどんなチームとも自由に契約することが出来るんです。
けど、2020年春季キャンプから一軍に帯同してる佐々木朗希選手が海外FA権を取得できる「一軍登録が累計9年」という条件をクリアできるのは…2029年ということになるので、28歳にならないとメジャーに進出できないということになります!
ポスティングシステムなら球団の合意だけで移籍できる

海外FA権の制度では若い段階でのメジャーリーグ移籍が難しいことから、海外FA権取得前にメジャー移籍できる「ポスティング制度」という方法も設けられています。
ポスティング制度は、選手の資格や年数の縛りは一切なく、所属選手の移籍を認めた場合、対価となる譲渡金を設定してメジャーリーグの球団に告知(ポスティング)します。
契約を望むメジャーリーグの球団が選手と交渉し、契約を結ぶという方法です。
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手も5年間2017年オフにポスティング制度でメジャーリーグに移籍しました。
また、田中将大選手、松坂大輔選手、イチロー選手もこの方法でした。
自由契約でメジャーリーグへ行くこともある

日本の球団を自由契約になった後、メジャーリーグの球団と交渉して契約をする方法もあります。
しかし、若い主力選手を自由契約にしてメジャーリーグとの契約を認めても、日本の球団にはメリットがありません。
前述したポスティング制度のある現在、若い選手がこの方法でメジャーリーグに移籍することは難しそうです。
過去には日本の球団で自由契約になった後でメジャーリーグへ挑戦した選手もいました。
メジャーリーグで51勝を上げた大家友和投手です。
23歳の時に一軍での活躍がないまま自由契約になりメジャーリーグに行きましたが、戦力外で自由契約になったわけではなく、メジャーリーグへの憧れが強く、自ら球団に申し入れて自由契約にしてもらっていました。
有名選手は何年でメジャーへ移籍した?

イチロー選手や松坂大輔選手、田中将大選手など多くの野球選手がメジャー契約を結びましたが、NPB球団に8年在籍していました。
現在ロサンゼルス・エンゼルスで活躍中の大谷翔平選手はNPB球団に5年在籍し24歳の時にポスティングシステムで移籍を表明しエンゼルス入団が決定しましたが、25歳ルール適用のため翌日にはマイナーリーグ契約を結びルーキー級アリゾナリーグ・エンゼルスに配属されました。
まとめ|メジャー志望の佐々木朗希の移籍は最短でいつになる?海外の反応は?

千葉ロッテマリーンズ入団当初からメジャーへの意欲を示していた佐々木朗希投手。
いろいろなルールがあって選手の希望だけでは移籍はできないようですが、佐々木朗希投手がメジャーに行く最短はいつなのか、どんなルールがあるのかをお伝えしてきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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