新型コロナウイルスが「5類感染症」へと移行されたものの、まだまだ不安がありますよね。また、これからインフルエンザなどの感染症が流行る時期になってきます。
そこで、心配なのが『学級閉鎖』です。新型コロナウイルスが5類へと移行される前は、学級閉鎖中の兄弟児まで登校が制限されることが自治体や学校によってはあったようですが、現在はどうなのでしょうか?
現在、学級閉鎖になった時どう対応するのが適切なのか詳しく解説していきます。
学級閉鎖中の兄弟児の登校について
学級閉鎖中の兄弟児については登校することが可能です。
例えば、兄の学級が閉鎖しても兄自身が濃厚接触者になったわけではありません。ただし、兄は学級閉鎖中ですから自宅待機となります。しかし、その兄弟に関しては行動制限はありませんので、登校することが可能です。
学級閉鎖中の兄弟児の不要不急の外出について
学級閉鎖中の子供の兄弟や親までが行動を自粛する必要はありません。
学校、買い物、習い事などに出かけたりすることまで制限されることはないので、いつもどおりの生活で大丈夫です。しかし、習い事などに関しては独自のルールを設けている場合もありますので、確認してから行かせるほうが確実です。
しかし、子供の学級が閉鎖しているということは、近所で感染力の強い病気が流行しているということなので、不要な外出を控えておくほうがいいでしょう。
学級閉鎖中の兄弟|どんな場合に外出を控えればいいの?
本人がコロナやインフルエンザに感染した場合です。
新型コロナウイルスは2023年5月8日以降、「5類感染症」に移行されました。
5類感染症の基準はこちら↓
- 「発症した後の5日を経過」かつ「症状が軽快した後1日」は出席停止
- 濃厚接触者の特定は行わない
本人が感染した場合は、発症した日の翌日5日間と症状が軽快した翌日1日は出席停止となります。症状が軽快するとは、解熱剤などを使用しなくても熱が下がり、また呼吸器症状が改善傾向にある状態のことです。
出席停止期間について表で表すとこのようになります↓
また、5類感染症へと移行されてから、同居している家族がコロナに感染している場合や濃厚接触者になった場合でも、本人の感染が確認されなければ登校することが可能になりました。
学級閉鎖中の兄弟の登校について批判的な声も…
コロナが5類へと移行されましたが、まだまだ心配する声が上がっています。
受験を控えた親はやはり心配ですよね。また受験生は学級閉鎖になることによる授業の遅れも懸念されます。
コロナが5類へと移行される前までは、学級閉鎖中の兄弟児も登校停止となっていた学校もあったようなので、まだ不安という声も見られます。
まとめ:学級閉鎖中の兄弟児は登校してもいいの?
学級閉鎖中の兄弟児に関しては制限がないため、登校しても良いということがわかりました。
新型コロナウイルスに関しても、制限が緩くなってきていますが、受験を控えた子供をもつ親などはまだまだ心配だと思います。
子供が学級閉鎖になった場合は、それだけ感染症が流行っているということでもありますので、感染予防をしっかりとすることが大切です。