安倍晋三元首相銃撃事件の犯人の山上徹也容疑者。
山上徹也容疑者はどのような家庭に生まれどんな環境で暮らしてきたのでしょうか。
続く家族の死から家庭が崩壊していきました。
この記事では山上徹也容疑者の生い立ちについてお伝えしていきます。
山上徹也容疑者の生い立ち

残虐な事件で世間を騒がせた山上徹也容疑者。
山上徹也容疑者はどんな家庭環境で育ち、どのような幼少期を送ってきたのでしょうか。
あまりに悲惨な幼少期が明らかになりました。
- 裕福な家庭に生まれる
- 父・祖父・兄の死
- 宗教にのめり込む母
山上徹也の家族

父親・母親・兄・妹の5人家族でした。
山上徹也容疑者の父は祖父が経営する建設会社の本社に入社してきたといいます。
その前後に山上徹也容疑者の母親と入籍し東大阪に移住します。
祖父は会社経営をしていた地元の名士。 父親はそこの従業員だったというが、山上容疑者が物心をついた頃に死別した。
引用:現代ビジネス
父親はお酒を飲んでは母親に怒鳴り散らす人でした。
それに母親はずっと耐えていたといいます。
山上徹也の出生

1980年、山上徹也容疑者は三重県で生活する父と母の間に次男として生まれます。
年の近い兄と妹がおり、家族5人で暮らしていました。
しかしこの生活が続いたのは山上徹也容疑者が5歳の時までです。
山上徹也の父親の死

山上徹也容疑者が5歳の時、父親は自殺をしました。
山上徹也容疑者の母親は統一教会を進行する前、実践倫理宏正会という団体(別名:朝起き会)に所属していました。
それが理由でノイローゼ状態になった父は自ら命を絶ったといいます。
母は統一教会を信仰する以前に、実践倫理宏正会という団体の活動に入れ込み、その傾倒が理由でノイローゼ状態になった父は自ら命を絶った。
引用:デイリー新潮
山上徹也容疑者の母親は夫を亡くしたことで子供を連れて実家に戻ります。
実家は奈良市平松市にあり、祖父が1人で生活をしていました。
山上徹也の幼少期

山上徹也容疑者の幼少期は、祖父と母と兄妹で暮らしていました。
大病を患っていた兄はあまり表に出ることもなかったのかもしれませんが、妹は祖父と遊ぶ姿が目撃されていました。
しかし、山上徹也容疑者はあまり見かけることはなかったといいます。
「妹はおじいちゃんとよく手を繋いで散歩していたり、いつもニコニコとしていました。でもお兄ちゃんほうは、外で遊ぶ姿などをあまり見なかった。おとなしい子なんだな、と思っていました」
引用:現代ビジネス
おとなしい性格の山上容疑者ですが、学生時代は目立たないタイプと言われる一方で明るく努力家の一面もありました。
山上徹也容疑者の学生時代についてはこちらです。
山上徹也の祖父の死

夫を亡く頼りにしていた祖父も亡くなります。
祖父は地元の名士と言われているので地域に貢献してきた方なのかもしれません。
山上徹也容疑者の母親は祖父が経営していた会社を引き継ぎました。
しかしこの頃から山上徹也容疑者の母親は周囲に「宗教に入りたい」と漏らしていたといいます。
宗教団体にのめり込む山上徹也の母

山上徹也容疑者の母親は、とても優しく品のある人だと報道されています。
早くに夫に先立たれ、頼りにしていた実の父親を亡くしたことで不安定になってしまったのでしょうか。
山上徹也容疑者の母親は周りに「宗教に入りたい」と漏らしていました。
母親はかなり宗教活動に熱心で献金総額は1億円に上るとみられています。
経済的にかなり貧しい生活が始まり、1999年に祖父の家を売り払い、2002年には自己破産するまでに追い込まれてしまいました。
母親は相続した土地のみならず、親族の土地も無断で売却していたというから驚きです。
それでも母親は統一教会に傾倒し続け、時には子供を置いて何日も渡韓してしまうこともあったんです。
苦しい生活をしていることを知った叔父は統一教会に掛け合い5千万円を2009年に取り返しました。
しかし、せっかく取り返したお金も母親がまた寄付してしまったようなんです。
「子供たちはその間、食べるもんがなかったんですよ。だって、母親が日本におらんかったからね。自分は韓国に行き、ずっと放っておいた。ネグレクトどころではない、もっとひどい状態です。兄は病気で自分で食事を作ることもできない。その兄が電話をかけてきて、“食べるものがない”と。お金を持って行ってあげたりしていました。すると、冷蔵庫の中には食料がまるでないんですわ……」
引用:デイリー新潮
山上徹也容疑者は県内屈指の名門進学高校に進学しながらも大学には通うことが出来ませんでした。
山上徹也の兄の死

山上徹也容疑者の兄は小児がんを患っていました。
手術もしていますし、片目も失明していて普通の生活にも苦労するほどだったんです。
しかし母親はそんな子どもたちを置いて何日も渡韓するので食事もまともに採れないほどでした。
その結果、疲れ果てた兄は自殺に追い込まれてしまいました。
兄は大病を患い、長年治療に苦しんでいました。ですが、母親は宗教団体への献金や行事参加にのめり込み、一家は借金苦に喘いでいた。その結果、疲れ果てて、ついに兄は自殺に追い込まれてしまったのです。
引用:文春オンライン
母親は山上徹也容疑者の兄を溺愛していたといいます。
兄の死でより一層宗教に傾倒してしまったのかもしれません。
山上徹也容疑者も妹も母の元を離れる決断をします。
まとめ|山上山上徹也の生い立ちは?裕福な家庭から一転宗教団体へのお布施で破産し家族崩壊

この記事では山上徹也容疑者の生い立ちについてまとめました。
- 会社経営をする父と母の間に次男として生まれる
- 5歳のときに父が不幸な死を遂げる
- 母が宗教にのめり込む
- 母と実家に移住。実家も地元の名士と呼ばれ裕福だった
- 実家の祖父が亡くなり破産
- 兄自殺
- 妹家出し山上徹也容疑者も母から離れ一人暮らしを始める
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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