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山上徹也の生い立ち!裕福な家庭から一転宗教団体への献金で破産し家族崩壊

人物

 

安倍晋三元首相銃撃事件から1年。

山上徹也容疑者の生い立ちがあまりにも壮絶だったことがわかりました。

  • 山上徹也の家族構成
  • 山上徹也の両親の出会い
  • 山上徹也の幼少期
  • 山上徹也の家が自己破産するまで
  • 自己破産後の山上家
 

山上徹也の生い立ち|家族構成

山上徹也 生い立ち

山上徹也容疑者は5人家族の次男として生まれました。

  • 父親(自死)
  • 母親(宗教に傾倒)
  • 長男(自死)
  • 次男(山上徹也)
  • 長女(健在)

山上徹也容疑者が4歳の時に父親が他界し、母方の祖父の元で生活していました。

山上徹也の生い立ち|父親と母親の出会い

山上徹也 生い立ち

山上徹也容疑者の父親と母親はお見合いで出会いました。

山上徹也容疑者の父親は京都大学工学部で木工を専攻し学者の道を志していたほど真面目な人間でした。

その専門性を活かし大手建設コンサルタント会社に就職し、上場企業の社長の娘さんら何人かとお見合いをしましたがなかなかうまく行きませんでした。

そこに現れたのが山上徹也容疑者の母親でした。

1978年4月、出会ってすぐに山上徹也容疑者の父親が惚れ込んで当時25歳の母親と結婚することになりました。

結婚を機に山上徹也容疑者の父親は妻の父(山上徹也の祖父)の会社に入社しトンネル工事の現場監督として全国を飛び回っていました。

祖父は会社経営をしていた地元の名士。  父親はそこの従業員だったというが、山上容疑者が物心をついた頃に死別した。

引用:現代ビジネス

結婚した2人は東大阪市内の木造の一軒家に居を構えました。

山上徹也の生い立ち|小児がんを患った兄

山上徹也 生い立ち

結婚後間もなく長男が誕生します。

長男は生まれてすぐにガンであることが判明しました。

長男は生まれてすぐにリンパ腫が判明し、あごが次第に膨らんできた。抗がん剤治療を受けたが、その副作用で片目を失明した。小学生の頃にはリンパ腫が脳に転移し、頭蓋骨を開く手術をしている。5時間にわたる大手術で輸血が必要だったから、私も血液を提供した。

東洋経済

後に小児がんのため片目を失った山上徹也容疑者の兄ですが、運動神経抜群で野球もやっていました。

しかし、母親は怪我をしてもう片方の目が見えなくなったら困ると野球をやめさせました。

山上徹也の生い立ち|山上徹也が生まれる

山上徹也 生い立ち

1980年9月に次男である山上徹也容疑者が生まれました。

その4年後に妹も生まれるのですが、それまでには様々な出来事がありました。

まず結婚後、山上徹也容疑者の母親には男兄弟がいないため、父親は後継ぎと期待されていました。

どんどん出世し、工事部長を経て取締役に抜擢されました。

山上徹也の生い立ち|酒癖の悪い父親

山上徹也 生い立ち

しかし、学者肌だった山上徹也容疑者の父には現場仕事が合わず、次第に酒に溺れるようになっていきました。

山上徹也容疑者の家は、昼夜を問わず酒を飲み怒鳴り散らす父親の声が、毎日外にまで聞こえるような家でした。

大手ニュースサイトには当時の様子がこのように報じられています。

しかし父親は仕事ぶりは真面目である一方、酒癖が悪い一面もあったといいます。

別の住民は「父親が怒鳴っている間、母親がずっと台所で正座させられていたのを見たことがある」と話した。  父親の仕事ぶりは真面目だった一方、酒癖は悪かったらしく、酔っぱらって路上で寝ている姿がしばしば見かけられていたという。

スポニチ

こんな毎日を送る中、母親にも変化がありました。

山上徹也の生い立ち|母親が朝起き会に入信

山上徹也 生い立ち

山上徹也容疑者の母親は「実践倫理宏正会」通称「朝起き会」にのめり込んでいました。

山貝徹也容疑者の母親についてはこちらでまとめています。

朝起き会の勧誘方法に“育児相談会”と書かれたチラシを渡されることがあるようです。

山上徹也容疑者の母親は小児がんを患う長男のことで悩み、この宗教にのめり込んでいったのかもしれません。

実はお母さんが『朝起(あさおき)会』という宗教にはまっていたんです。子育てをほっぽらかしにしていて、朝の5時とかに出かけてしまうんです。当時、2歳か3歳かの男の子が冬も裸足で家の外に出てきて、泣きながら母親を探してるんですわ。ご主人もなんもせんとね。おしっこやうんちで重くなったおむつをはいているから、半ケツ状態でかわいそうでした

週刊新潮

子供を抱えながら家庭を顧みず宗教にのめり込んでいく妻を見て酒に溺れていったのかもしれません。

山上徹也容疑者の父親は、過労とアルコール中毒でうつ状態となっていました。

山上徹也の生い立ち|父親の死

山上徹也 生い立ち

1984年12月、山上徹也容疑者が4歳の頃、父親がマンションから飛び降り亡くなっています。

自殺の理由は、家庭を顧みず宗教にのめり込む妻を見てノイローゼになったことが原因と言われています。

母は統一教会を信仰する以前に、実践倫理宏正会という団体の活動に入れ込み、その傾倒が理由でノイローゼ状態になった父は自ら命を絶った。

引用:デイリー新潮

山上徹也容疑者の母親は夫を亡くしたことで奈良市平松市にある実家に転居します。

当時実家には祖父が1人で生活をしていました。

山上徹也容疑者の母親は夫が亡くなった翌年の1985年2月に長女を出産しました。

山上徹也生い立ち|幼少期

山上徹也 生い立ち

父親を亡くした山上徹也容疑者は、奈良市平松市で祖父と母と兄妹の4人で暮らしていました。

転居先は、安倍晋三元首相銃撃事件があった大和西大寺駅から車で約20分の距離にある閑静な住宅街で、敷地面積は100坪を超える広い敷地に建っていました。

山上徹也容疑者を見かけることは少なかったようですが、妹と祖父がよく遊んでいるところを目撃されていました。

「妹はおじいちゃんとよく手を繋いで散歩していたり、いつもニコニコとしていました。でもお兄ちゃんほうは、外で遊ぶ姿などをあまり見なかった。おとなしい子なんだな、と思っていました」

引用:現代ビジネス

おとなしい性格の山上容疑者ですが、学生時代は目立たないタイプと言われる一方で明るく努力家の一面もありました。

山上徹也容疑者の学生時代についてはこちらに詳しくまとめてありますので良かったらご覧ください。

山上徹也の生い立ち|母親が統一教会に入信

山上徹也 生い立ち

山上徹也容疑者の母親は1991年に統一教会に入信しました。

山上徹也容疑者が11歳のときです。

伯父によると、容疑者の父親は1984年に急死。母親は91年、宗教法人「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」に入信した。

朝日新聞

山上徹也容疑者の母親は、夫の生命保険金を統一教会へ2000万円→3000万円→1000万円と3度にわたり合計6千万円を入信直後に献金しています。

山上徹也の生い立ち|祖父の死

山上徹也 生い立ち

1998年には山上徹也容疑者の祖父が亡くなりました。

98年には母親の父である山上容疑者の祖父が亡くなった。

朝日新聞

山上徹也容疑者の母親祖父が経営していた会社を引き継ぐこととなりました。

山上徹也の生い立ち|自己破産

山上徹也 生い立ち

山上徹也容疑者の母親は祖父がなくなってから急速に統一教会にのめり込んでいったといいます。

山上徹也容疑者の母親は、祖父から相続した土地を売却し統一教会へ4千万円を献金しています。

さらに数十万円〜100万円の献金を繰り返し、献金の総額は1億円にも達しました。

経済的にかなり貧しい生活が始まり、1999年に祖父の家を売り払い、2002年には自己破産するまでに追い込まれていました。

母親は相続した土地のみならず、親族の土地も無断で売却していたというから驚きです。

それでも母親は統一教会に傾倒し続け、時には子供を置いて何日も渡韓してしまうこともあったんです。

苦しい生活をしていることを知った叔父は統一教会に掛け合い5千万円を2009年に取り返しました。

山上徹也容疑者の伯父についてはこちらの記事でまとめています。

しかし、せっかく取り返したお金も母親がまた献金してしまったようなんです。

「子供たちはその間、食べるもんがなかったんですよ。だって、母親が日本におらんかったからね。自分は韓国に行き、ずっと放っておいた。ネグレクトどころではない、もっとひどい状態です。兄は病気で自分で食事を作ることもできない。その兄が電話をかけてきて、“食べるものがない”と。お金を持って行ってあげたりしていました。すると、冷蔵庫の中には食料がまるでないんですわ……」

引用:デイリー新潮

山上徹也容疑者は県内屈指の名門進学高校に進学しながらも大学には通うことが出来ませんでした。

山上徹也容疑者の学生時代についてはこちらの記事でまとめています。

山上徹也の生い立ち|自殺未遂

山上徹也 生い立ち

2005年1月、山上徹也容疑者が25歳の時、自から命を絶とうとベンジンを服用しました。

幸いにも一命を取り留めましたが、この自殺未遂は山上徹也容疑者が障害を持つ兄に死亡保険金を残すためだったんです。

山上徹也容疑者は自殺未遂をする前、加入する生命保険の受取人を母親から兄と妹に変更していました。

山上容疑者が自衛隊入隊中の05年1月に自殺未遂をした時も訪韓中で、伯父が連絡しても帰国しなかった。

読売新聞

山上徹也の生い立ち|兄の死

山上徹也 生い立ち

それから19年後の2015年、35歳だった山上徹也容疑者の兄が自ら命を絶ちました。

兄は大病を患い、長年治療に苦しんでいました。ですが、母親は宗教団体への献金や行事参加にのめり込み、一家は借金苦に喘いでいた。その結果、疲れ果てて、ついに兄は自殺に追い込まれてしまったのです。

引用:文春オンライン

母親は山上徹也容疑者の兄を溺愛していたといいます。

兄の死でより一層宗教に傾倒していったのかもしれません。

山上徹也容疑者も妹も母の元を離れる決断をします。

2019年に開設した山上徹也容疑者のツイッターには、誰にも言えなかった心の内が投稿されています。

山上徹也容疑者のツイッターは凍結していますが、こちらで確認できますので良かったらご覧ください。

まとめ|山上徹也の生い立ちは?裕福な家庭から一転宗教団体へのお布施で破産し家族崩壊

山上徹也 生い立ち

この記事では山上徹也容疑者の生い立ちについてまとめました。

  • 社長令嬢と見合い結婚をした父との間に生まれる
  • 跡取りと期待された父は過労とアルコール中毒でうつ状態に
  • アルコールに溺れ妻を怒鳴る父の元で育つ
  • 母親が朝起き会に入信
  • 4歳の時父がマンションから飛び降り亡くなる
  • 母方の祖父の元で裕福に暮らす
  • 母親が統一教会にのめり込む
  • 父親の生命保険を統一教会へ献金
  • 祖父が亡くなる
  • 会社を引き継いた母親
  • 相続した土地や親族の土地を勝手に売り総額1億円を統一教会へ献金し自己破産
  • 貧困から兄と妹を助けるため自殺未遂
  • 19年後将来を悲観して兄が自殺

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。


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